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プレスリリース

備蓄食品だけを集めた「LIFEGIFT Food」の販売を開始しました。

2021年12月20日
 

いのちをまもる防災カタログギフト「LIFEGIFT(ライフギフト)」を販売する株式会社KOKUA(所在地:東京都渋谷区/代表 泉勇作 疋田裕二)は、日本初の備蓄食専門カタログギフト「LIFEGIFT Food(ライフギフトフード)」の販売を開始します。
この商品は、近年増加傾向にある自然災害への備えとして、カタログギフトを通して人から人へ備蓄食を贈りあうことを習慣化することで、日常生活の中から無理なく防災対策の機会を作り出すことを目指しています。
 

販売開始日:2021年12月20日(月)
商品名:LIFEGIFT Food(ライフギフトフード)
金額:3,850円(税込)
公式販売サイトURL:https://lifegift.jp/

 

この商品は、11月26日から12月10日までクラウドファンディング上で先行販売を実施し、10日間で約100冊、目標金額に対して123%の資金を集めました。
クラウドファンディングサイトURL:https://readyfor.jp/projects/lifegift-food
 

実際にご購入いただいた方の中には、弊社で販売している防災グッズだけを集めたカタログギフト「LIFEGIFT」を、ギフトとしてもらったことで、防災への関心が高まりご購入された方。東日本大震災の支援活動で、被災された方の声を聞き、食の備えの大切さを感じていたことでご購入された方。結婚祝いや出産祝いなどの機会に想いを伝える特別なギフトとしてご購入された方など、数多くの方にご購入いただきました。
今回、私たちのプロジェクトにご賛同いただき、ご支援ご協力いただいた皆様に深く御礼申し上げます。
 

私たちが目指している社会

私たちは防災という少し後回しにしてしまいがちなものを、防災とギフトを掛け合わせ、できるだけ負荷をかけずに自然と防災対策が進む社会を目指しています。
 

◯東日本大震災や各地の支援活動での原体験
私たちKOKUAのメンバーは、学生時代から現在に至るまで、約10年間被災地での支援活動を続け、多くの被災された方の声を聞いてきました。
 

特に東日本大震災の発災直後は、
 

家族4人でチョコレート1箱だけしか食べられなかった。
1つのおにぎりを子どもたちに食べさせることしかできなかった。
 

そんな声をたくさん聞いてきました。
 

災害時の食の課題を肌に感じていたからこそ、普段から備蓄を自然と進める仕組みを作り出すために、LIFEGIFT Foodを制作しました。
 

◯備蓄を進める上での課題と目指している社会
一般の方々からすると、備蓄を何からはじめていいかわからない、どれくらいの量を保存しておけばいいかわからないなど多くの課題があります。
 

今回のLIFEGIFT Foodは、カンパンやアルファ米といった一般の非常食だけではなく、美味しくて普段から食べたくなるような商品や、実は災害時に備蓄しておくと役に立つような意外な商品もラインナップしています。
ギフトを貰った方に対して、今まで知らなかった新たな防災対策の気づきや発見を促し、日常にあるものや、普段食べているものも含めて、負荷なく備蓄を進めることを目指しています。
 

いざというときのために。
防災のために。
 

そう考えて準備することはもちろん大切ですが、私たちはもっと日常の生活の中で、自然と備えが進んでいる。
そういう選択肢をLIFEGIFT Foodでつくりたいと思っています。
 

LIFEGIFT Food(ライフギフトフード)とは

◯商品の特徴について
 

①備蓄食に特化したカタログギフト
美味しくて、おしゃれで、もらうと嬉しくなる、そんな備蓄食品だけを厳選したカタログギフトです。
カンパンやアルファ米といった非常食は、長期保存ができて、いざというときにとても役立つ商品です。
ただこのカタログギフトでは、そういった非常食だけではなく、普段食べ慣れているものや普段の生活で食べても美味しいと思えて、備蓄食としても活用できる商品をセレクトしています。
 

【掲載商品】
①缶詰ハンバーグ

②レトルトカレー&スープ


③ドライフルーツ

 

②防災をギフトとして贈りたくなるようなデザイン・メッセージ性
通常の防災には固いイメージやネガティブな印象を想起される場合があります。しかしこの商品では、ギフトとして贈りやすくするために高級感のある煌びやかなデザインで制作し、「あなたの無事が、いちばん大事。」というメッセージ性が伝わるような設計をしました。ギフトを贈った方に「あなたのことを大切に思っている」という特別な体験を感じてもらえることから、相手の無事を願う優しい気持ちを届けやすく、他のギフトにはない特別な体験を感じながら、自然と防災対策が進むように設計しています。


 

③継続的に防災対策を促す仕組みとしてローリングストックプランも用意
カタログギフトをプレゼントされることで、一時的に防災への関心が高まっても、持続的に防災の取り組みを続けることは難しいです。そのため、ギフトをもらい防災への意欲が高まったタイミングで、今後も継続的に備蓄の取り組みが続くように、ローリングストックの導入プランも提供します。
ローリングストックとは日常生活で使うものを多めに購入し、使い切る前に買い足すことで、持続的に備蓄を行う方法です。
弊社のローリングストックプランでは、カタログに掲載している備蓄食品を弊社から定期的に配送することで、申込者は防災対策の負担が軽減され、継続的に備蓄が進む環境を作り出すことができます。

 

開発背景

◯様々な被災地支援で感じた原体験
私たちKOKUAは、2020年9月に創業した防災ベンチャー企業です。 私たちの会社は、大学生の時に東日本大震災の被災地支援で出会ったメンバーで運営しています。大学を卒業後、全員が別々の民間企業に勤めながら、現在に至るまでの約10年間、継続的に全国各地の災害支援を続けてきました。
 

被災地での活動を続ける中で、私たちは多くの被災された方と接してきました。
 

◯防災の課題感と解決策
また防災の調査を進めていると、日本では9割近くの方が災害による被害が拡大・増加すると考えている一方で、6割近くの方は具体的な対策ができていない状況です。
多くの方が災害への意識はあるものの、具体的な対策の実行までできておらず、意識と対策までにギャップが生じています。

 

その理由の背景には、「何をすればいいのかわからない」、「防災対策に費用をかけたくない」、「対策を進める機会がない」などが原因でした。
この課題を解決するために、ギフトに着目しました。ギフトであれば、防災の機会をつくりだすことができ、費用の問題も解決できる。 そして1冊のカタログギフトにすることで、必要な手段を明確にすることができます。

 

私たちは防災とギフトをかけ合わせ、ギフトという日常のコミュニケーションを通して、防災対策が自然と進む社会をめざしています。

 

KOKUAについて

私たちは防災に変革を起こすべく2019年4月に立ち上がり、学生時代から社会人となった現在に至るまで、一貫して復興支援や防災意識を高めるための活動を続けてきました。
東日本大震災をきっかけに、ボランティア活動を始めたメンバーで構成されています。
KOKUAではプロボノとして事業に参加しているメンバーや、個人事業主として関わっているメンバーなど、多種多様な関わり方で、全員が「日常の中に当たり前に防災意識を」という想いを持って取り組んでいます。
 

2019年に行われたBosai Startups in Japan(*1)では代表チームに選出され、世界防災フォーラム(*2)では日本を代表する防災スタートアップ の1つとして講演しています。
 

2020年9月14日に法人化をし、株式会社KOKUAとしての活動を始め、現在は防災カタログギフト「LIFEGIFT」の制作・販売事業を行っています。
今後も、防災を前進させていけるような事業を様々な観点で開発していき、「防災に対して人々が自然と取り組める社会を創り出す」というビジョンを実現するべく、事業開発を進めています。
 

(*1)Bosai Startups in Japan:これまでの日本の災害・被災経験から学び、立ち上がり行動を起こそうとする人・団体・チームを全国から集めて開催されたアイデアソン(主催:東北大学災害科学国際研究所、協力:仙台市・経済産業省等)

(*2)世界防災フォーラム(World Bosai Forum ):スイスの防災ダボス会議と連携し、国内外から産・官・学・民の防災関係者が集まる日本発の国際フォーラム。第2回目を迎える2019年は日本を含む38の国・地域から関係者が参加した。(主催:WBF国内実行委員会及びWBF国際実行委員会、後援:外務省、文部科学省等)